- FF 過去問題集 1~20 -

(1)

20歳の男性。バレーボール選手。

3日前から右肩より上肢にかけて鈍痛が出現し、上肢の挙上時に脱力感を覚え、来所した。

肩関節屈曲時に肩甲骨内側縁と肩甲骨下角が後方に突出するのがみられた。

考えられるのはどれか?

  1. 長胸神経麻痺

  2. 動揺性肩関節

  3. 副神経麻痺

  4. ​凍結肩

16歳の男子。柔道歴6年。

高等学校の柔道部に所属している。

2ヶ月前から背負い投をかける際に腰に痛みを感じていたが放置していた。

3日前から痛みが強くなり来所した。

上体を後方へ伸展させると疼痛の増強を認めた。

近医を紹介し、CT検査を受けたところ、第5腰椎に図のような所見が得られた。

この患者に対する治療で間違っているのはどれか?

  1. 背筋を強化する運動は許可する。

  2. スポーツ活動を6ヶ月程度禁止する。

  3. 腰部にサポーターを装着させる。

  4. ​下肢のストレッチ体操を行わせる。

(2)

41歳の男性。ソフトボール大会で送球した際に右肩に鋭い痛みを感じ負傷退場した。

痛みは一時緩和したが、その後徐々に悪化してきた。

写真に示す部位に圧痛が著しいが、腫脹はほとんど認められない。

運動時痛および外転制限が著明である。

陽性になるのはどれか?

  1. ヤーガソンテスト

  2. ドロップアームテスト

  3. ライトテスト

  4. ​サルカスサイン

(3)

(4)

16歳の男子。3週間前から毎日ランニングをしている。

最近、膝外側部痛が出現し来所した。

​徒手検査で膝関節を内反を強制しながら膝を伸展してくと疼痛が再現される。

疼痛部の写真を別に示す。

疼痛の原因で考えられるのはどれか?

  1. 亜脱臼

  2. 嵌頓

  3. 摩擦

  4. ​牽引

(5)

膝関節部の障害で誤りはどれか?

  1. 腸脛靱帯炎では屈伸運動時の疼痛を訴える。

  2. 鵞足炎では高度な腫脹が見られる。

  3. ジャンパー膝では尻上がり現象が見られる。

  4. ​タナ障害では膝蓋骨内側縁に圧痛がある。

(6)

12歳の男児。体重80キロ。

2ヶ月前、マット運動で股関節に痛みを感じた。

その後徐々に跛行を呈するようになり、改善しないので来所した。

股関節から大腿前面にかけて疼痛を訴え、股関節の可動域制限を認める。

股関節を屈曲すると外旋して大腿部が腹部につかない。

考えられる疾患はどれか?

  1. 鼠径部痛症候群

  2. 弾発股

  3. ペルテス病

  4. ​大腿骨頭すべり症

(7)

50歳の女性。3週間前に高いところにあるものを取ろうとして右肩に疼痛が出現した。

日常生活で外旋、内旋、挙上、水平伸展などの肩関節の運動制限が生じ、洗髪や衣類の着脱が不便になった。

夜間は寝返りによる痛みで目が覚めてしまう。

肩の変形や筋萎縮は認められず、腫脹や熱感もない。

​適切ではないのはどれか?

  1. 温熱療法

  2. 自動運動

  3. 他動的矯正術

  4. ​保湿用サポーター着用

(8)

65歳の男性。自宅の階段を踏み外して右足を強くつき受傷し、直ちに来所した。

患者は受傷時、下腿後面遠位部に棒で殴られたような感じがしたと訴えている。

また、幹部の強い疼痛はないが、患者を腹臥位にして右下腿三頭筋の筋腹を素早く揉んでも足関節が底屈しない。

この患者の所見で誤っているのはどれか?

  1. 患肢荷重は可能である。

  2. 足関節の自動底屈は可能である。

  3. 高度な足関節背屈制限が見られる。

  4. ​患部を中心に軽度な腫脹が見られる。

9歳の男児。5ヶ月前に小児の時に好発する骨折の既往がある。

現在右肘に疼痛や機能障害はないが、肘を伸展すると写真のような外観を呈するため来所した。

​※添付写真を参照

​この患者への説明で正しいのはどれか?

  1. 脱臼が見逃されたために発生した変形です。

  2. 骨切り術等の観血治療を行わないと元の形には戻りません。

  3. 偽関節が疑われるため骨移植術が必要になります。

  4. ​骨が成長する部位の損傷のために予測できなかった変形です。

(9)

(10)

40歳​の男性。自転車走行中に転倒し右腹側部を打撲した。

すぐに歩いて来所したが待っている間に冷や汗が生じ、顔面が蒼白した。

下肢の浮腫は見当たらない。

収縮期血圧は80mmHg、脈拍120/分であった。

考えられる病態はどれか?

 

  1. 心原性ショック

  2. 出血性ショック

  3. 敗血病性ショック

  4. ​アナフィラキシーショック

57歳の男性。建築家。

2週間前から左肩甲部に刺すような痛みを自覚した。

1週間前から痛みは左上肢尺側に放散し同部にしびれも感じるようになった。

手指の運動障害はない。

最も考えられるのはどれか?

  1. 肘部管症候群

  2. 胸郭出口症候群

  3. 頚椎症性神経根症

  4. ​石灰沈着性肩関節周囲炎

(11)

スポーツ障害と起因筋との組み合わせで正しいのはどれか?

  1. シンスプリント - 後脛骨筋

  2. 膝蓋靭帯炎 - 縫工筋

  3. テニス肘 - 上腕筋

  4. ​野球肘 - 回外筋

(12)

33歳の女性。膝蓋骨不全骨折で膝関節軽度屈曲位のギプスシャーレ固定を施行した。

3週間後、膝関節の可動域訓練を開始した。

翌日、『自宅に帰ってからも太ももに痛みが出ました。運動を始めて固定時にはなかった痛みも出てとても不安でした。』と訴えた。

この訴えに対する共感的態度はどれか?

  1. このような弱気では関節の動きはよくなりませんよ。

  2. 今回の怪我をする前にこういったことはありませんでしたか?

  3. 今まで感じたことのない痛みが出たのは心配でしたね。

  4. ​動かし始めにはよくあることですから問題ありませんよ。

(13)

(14)

18歳の男性。バイク運転中にスリップして転倒した。

明らかな出血は見られないが動く気配がない。

近くに居合わせた通行人が緊急要請した。

救急車を待つ間、最初に行うべきことは何か?

  1. 人工呼吸を行う

  2. 心臓マッサージを行う

  3. AEDを装着する

  4. ​声をかけて開眼するか確認する

(15)

膝蓋骨脱臼で膝関節の肢位に関係なく脱臼しているのはどれか?

  1. 反復性脱臼

  2. 習慣性脱臼

  3. 恒久性脱臼

  4. ​陳旧性脱臼

(16)

51歳の女性。肘関節外側部の疼痛と手関節の脱力感を訴えて来所した。

前腕新筋群の緊張は強く患側の握力は低下していた。

中指伸展運動に抵抗を加えた結果、同部の疼痛が増強した。

写真を示す。圧迫バンドの適切な装着部位はどれか?

  1. a

  2. b

  3. c

  4. ​d

a

b

c

d

(17)

20歳の男性。柔道の試合で右下腿前面を蹴られた。

試合終了後、同部に腫脹と痛みがあり、アイシングを行なった。

歩行が可能であったので帰宅したが、夜間に疼痛が増強したため来所した。

他動的に足関節を屈曲させると激痛を伴い、水疱形成をみる。

足の母趾と第2誌間の背側に感覚障害をきたしている。

脛骨に限局した圧痛や末梢動脈の拍動消失は見られない。

考えられるのはどれか?

  1. 前脛骨筋症候群

  2. 腓骨筋損傷

  3. シンスプリント

  4. ​脛骨骨折

(18)

46歳の男性。大工。

半年前から仕事後に右手関節の違和感を覚えていた。

1ヶ月前から右手関節の疼痛が出現していた。運動制限もないので放置していた。

現在、軽度の腫脹と運動痛があり、手関節の運動制限と握力の低下が見られる。

圧痛部を×印で示す。考えられるのはどれか?

  1. 舟状骨骨折

  2. 三角線維軟骨複合損傷

  3. キーンベック病

  4. ​ドケルバン病

(19)

午前中は特に症状はない。

夕方から夜にかけて疲れやすく脱力感がある。

眼瞼下垂や複視を生じやすく、食べていると顎が疲れてくるという。

最も考えられるのはどれか?

  1. 重症筋無力症

  2. 進行性筋ジストロフィー

  3. 筋萎縮性側索硬化症

  4. ​関節リウマチ

(20)

28歳の男性。階段で転倒し右肘関節屈曲位で肘頭部を打撲した。

肘関節後方に高度な腫脹が見られる。

尺骨近位部が陥凹し、肘部は健側に比べると上方に位置していた。

肘関節の自動屈曲運動は可能であったが、自動伸展運動は不可能であった。

正しいのはどれか?

  1. 観血療法適応となる

  2. 肘関節後方脱臼

  3. 斜骨折となるものが多い

  4. ​上腕三頭筋の断裂もある

to be continued…

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